有線でインターネットに繋げたいときに使用するのがLANケーブル。
今回はこのLANケーブルをDIYしたときの方法を解説していきます。
LANケーブルを自作するために必要なものはこちらです。
- LANケーブル(単品)
- カシメ器
- LANコネクタ
- LANケーブルテスター
市販されているLANケーブルはコネクタがついているケーブルで差し込むだけで使用できますが、ここで必要なケーブルは文字通りケーブルのみです。
必要な長さで切って使用することになるので長めに購入するのがおすすめです。
カテゴリは6Aを購入するようにしてください。
LANケーブルのグレードを表すもので、カテゴリによって通信速度の上限が異なります。
数字が大きいほど優秀で、おすすめは6Aです。
最大10G500MHzの通信が可能で、将来を見据えた通信速度に対応したカテゴリです。
価格は上がりますが、次世代の通信規格になってもLANケーブルを取り換える必要がなくなるのでお得です。
LANケーブルを接続するコネクタをカシメるときに使用します。
被覆をむいたり線を切ったりすることのできるカシメ器がおすすめです。
LANケーブルをLANポートに接続するときに使用するコネクタです。
市販のLANケーブルの先についているものです。
10個入りや100個入りなどまとめて売られているのでそちらを購入しましょう。
コネクタはLANケーブルのカテゴリに合ったものを購入しましょう。
6Aのケーブルを使用する場合は6A対応のコネクタを購入しましょう。
LANケーブルを完成したら検査するテスターです。
これを通しておかないときちんとできているかわからないので購入しておく方が無難です。
カシメ器を使ってケーブルの先端の被覆を3~4cmむきます。
写真の箇所を利用してくるくるとカシメ器を回転させると簡単にできます。
4本の絡まった線を8本の線に解いていきます。
この時できるだけまっすぐになるように解くと後が楽になります。
コードによっては芯が入っているので被覆をむいた分取り除いておきましょう。
コード8本を入り口を手前にして図の順番で並べていきます。
並べたらコネクタに挿入します。
コネクタにきれいに入ったらカシメ器でカシメていきます。
カシメ器の8Pの方を使ってカチッっと音が鳴るまでグリップを握ります。
配線の色の順番は片方と同じ並びにしましょう。
検査機を使用して配線がうまくいっているかどうか確認します。
片方を親機の接続口に差し込み、もう片方を子機の接続口に差し込みます。
電源を入れるとピッピッと音が出て各数字が点灯していきます。
点灯しない場合は失敗しています。
コネクタ内の色の配列が間違っていないかもう一度確認してみましょう。
親機も子機も同様の操作で1~8番がきちんと点灯するか確認します。
検査に問題なければ無事LANケーブルは完成です。
実際にパソコン等につなげて確認してみましょう。
- 好きな長さで区切って利用できる
- 安価
- 好きな長さで区切って利用できる
好きな長さで区切って利用できる
安価
好きな長さで区切って利用できる
配線をする際に実際どれくらいの長さが必要なのかはやってみないとわからないこともありますよね。
そんな時に自作すると実際にケーブルを当てて長さを決められるのでちょうど良い長さで作成することができます。
市販で買うと特定の長さしか販売されていないので長さを自由に決められるのは大きなメリットです。
市販のLANケーブルを買うよりも安価に作ることができます。
器具さえ揃えてしまえばあとは好きなだけ作ることができます。
新築の家でLAN配線する場合、20m30mのケーブルはかなり高くなるので自作することをおすすめします。
LANケーブルのDIYは資格も必要なく誰にでも簡単に始めることができます。
線をバラいてコネクタに差し込むだけと簡単なのでぜひみなさんも挑戦してみてくださいね。