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wootingのラピッドトリガーを図解でわかりやすく完全解説!

ストッピングが良くなると話題のwooting。

FPSのプロがぞくぞくとwootingに乗り換えていることからもこのキーボードのすごさがわかります。

今回はwootingとはどんなキーボードなのか、ラピッドトリガーを中心にを紹介していきます。

wootingとは

wootingとはアナログスイッチを採用した60%サイズのキーボードです。

スペック

メーカーwooting
製品名wooting 60HE
レイアウト60%
材質プラスチック
サイズ302×116×38mm
キー配列ANSI,ISO
アクチュエーションポイント0.1~0.4mm
接続方法USB-typeC
価格24200円
重量605g
キースイッチアナログ

wooting本体のレビューは別記事であるのでこちらも参考にしてみてください。

最大の特徴:ラピッドトリガー

wootingはアナログスイッチが採用されています。

アナログスイッチはメカニカルスイッチとは違いステムに磁石が取り付けられており基盤のセンサーによって信号を検出します。

つまり、常にキーの位置を把握しているということです。

このスイッチがとても優秀でラピッドトリガーを可能にしています。

ラピッドトリガーとは

キー動作を固有のポイントではなく、押し込み量にあわせて動的に調節する機能のことです。

アクチュエーションポイントとリセットポイントを自分の好きな位置に設定して自分に合ったオリジナルのキーボードを作ることができます。

下の図が実際のラピッドトリガーの動作になりますが、わかりにくい人向けに詳しく解説していきます。

wooting公式HP

アクチュエーションポイントとは

アクチュエーションポイントとはキーが押されたと判定するポイントです。

キーを押してもすぐには入力されずにある程度もしくは底まで押し込んだときに入力されるはずです。

その入力される位置がそのキーボードのアクチュエーションポイントとなります。

通常のキーボードの場合

通常のキーボードの場合、アクチュエーションポイントが決まっています。

メカニカルキーボードは軸を変更して対応していた

メカニカルキーボードは軸を変更することでアクチュエーションポイントを変更することが出来ましたが、

wootingはソフトで自由にそのポイントを変更することができます。

七草蒼
七草蒼

赤軸や茶軸、青軸でアクチュエーションポイントが分かれているよ!

wootingの場合

wootingでは専用のソフトを使用することでアクチュエーションポイントを自由に変更することができます。

0.1~0.4mmの範囲で0.1mm単位で変更することができ、自分にあった深さで設定します。

0.1mmで設定すると超敏感なキーボードになり、逆に0.4mmで設定すると深くまで押し込まないと反応しないキーボードになります。

七草蒼
七草蒼

どの位置から押し込んでも押し込み量0.1mmで反応します。

リセットポイント

キーを離したとキーボードが認識するポイントです。

アクチュエーションポイントはキーを押したと認識するポイントで、リセットポイントは逆にキーを離したと認識するポイントです。

通常のキーボードの場合

アクチュエーションポイントとリセットポイントが固定されているので赤矢印の分、指を離してからキーボードが認識するまでのラグがあります

赤軸(アクチュエーションポイントが浅い)キーボードの場合

アクチュエーションポイントが浅くても底まで押し込んでしまった場合、同じように赤矢印の分ラグが起きてしまいます

wootingの場合

リセットポイントもアクチュエーションポイントと同様にリセットポイントが常に変動します。

どの位置でキーを戻しても設定した0.1mmでキーを押していないという判定になります。

つまり、リセットポイントの反応がかなり早くなるという事です。

ラピッドトリガーまとめ

  • キーを押したときから設定したアクチュエーションポイントの距離を押し込んだ時点でキーの入力を認識します。
  • そのまま底までキーを押し、そこからキーを設定したリセットポイントまでの距離を離した時点でキーを離したと認識します。
  • キーを離してから上までキーが上がる前に途中でもう一度キーを押した場合、押し始めた位置から0.1mmで再びキーの入力を認識します。
  • 通常のキーボードの場合はアクチュエーションポイントまで戻っていない場合、認識しません。(リセットポイントを通過していない場合、入力したままの判定になります)
七草蒼
七草蒼

キーを押した判定も離した判定も高速に処理されるという事です!

  • 上の解説を読んだうえでもう一度この図を見てみてください。

RESETがリセットポイント、ACTIVEがアクチュエーションポイントです。

解説の通りの動きをしているのがわかると思います。

この動きラピッドトリガーはVALORANT等のストッピングが重要なゲームではかなり有利に戦うことができます。

プロゲーマーもぞくぞくとwootingに乗り換えていることからもこのラピッドトリガーが素晴らしいことがわかると思います。

wootingのデメリット

購入方法の面倒さ

wootingはamazonで買う事はおすすめできません。

公式が販売しているわけではなく、転売に近い形で販売されています。

下のリンクをクリックして一度見てみてください。

公式の2倍近い値段で販売されていることがわかると思います。

したがって、絶対にamazonで購入するのは辞めておきましょう。

公式HPから購入することで定価で購入することができます。

購入方法は別記事でまとめているのでこちらをご覧ください。

wooting以外のラピッドトリガー機能付きキーボード

wooting以外にもラピッドトリガー機能がついているキーボードがあります。

別記事で解説しているので参考にしてみてください。

まとめ

ラピッドトリガーは本当によくできており、VALORANTをプレイする人はぜひゲットしておきたいキーボードです。

実際に使ってみると体感できるレベルで直感的にキャラコンができます。

購入するのは少し面倒ですが、それだけの価値があるのでぜひ試してみてください。